仕事での失敗の捉え方
介護の仕事を始めて、五年近く経ちました。そして、これまでに介護以外の仕事も幾つかしてきました。仕事をしてきた中で、多くの失敗をしてきました。時には、仕事の出来なさに自分自身が嫌になることもありましたが、【視点】を変えることによって乗り越えてきました。そこで、現在、仕事で躓いていたり、自信を失っている人に少しでも立ち直って頂けるように仕事でのミスの捉え方を書きたいと思います!
まず、仕事でミスをすると、へこみますよね笑
僕も、かなり落ち込んだし、長く引きづるタイプです!でも、ある時、ふと気づきました!確かに、ミスをすると、落ち込むし、悔しいのですが、ミスしなかった時よりも確実に仕事を覚えているのです。
失敗は成功のもと、と言いますがその通りなんです!ミスをすれば、痛いし、苦しいのはしょうがないです。でも、失敗を恐れて、何もしなければ、成長もありません。
介護の仕事をしていると、失敗によって、利用者さんを亡くしてしまう恐れもあります‼
正直怖いです。でも、小さな失敗を繰り返して行く内に、だんだんと、大きな事故が起きる危険性を予知出来るようになってきました。
今、仕事で悩んでいる人は、気にする必要全くありません。なぜなら失敗は経験に変化するからです。
失敗を失敗のままで終わらせないで、必ず、その失敗から学び、次はどうしたら、失敗しないようになるのか考え、何度でも挑戦しましょう!
人生で一番恐れなくてはいけないのは、失敗をせずに、何もしないことです‼
ミスをミスと捉えるのではなく、視点を変えて見て下さい!たかが、仕事でのミスです。命まで取られるわけではありません。
【実体験】介護の採用面接で9割の確率で聞かれた質問Best3をお答えします。
自分は、介護職の採用面接をいくつか受けています。なので、これから介護の仕事に就こうと考えている方に有益な情報を教えようと思います。
まず、介護の採用試験なのですが、主に、面接と筆記試験がありました。自分が受けた所は、①書類選考なしで直に最終面接の会社。②書類選考通過後、一時面接、その後筆記試験を受け、最終面接の会社。③書類選考通過後、一時面接を受け、その後、実習を何日か受けた後、最終面接の会社がありました。
面接は、自分が受けた所は全て個人面接でグループ面接の会社はなかったです。
筆記試験の内容は簡単な計算問題や国語の漢字等といったすごい勉強しなければならない問題でもなかったので、よくあるSPIのような勉強はしなくても良いと思います。
そして、小論文がある企業が何社かありました。なので、小論文等の文章作成の練習は行った方がいいかもしれません。内容としては、新規開設の事業所であれば、今後この新しい事業所をどのような事業所にしていきたいか?等や、また障害者施設の面接では、自立とは何か?を聞かれる質問がいくつか見られました。
ここからは、介護の面接で9割の確率で聞かれた質問をご紹介したいと思います。
第三位
体力はあるか?(部活等は入っていたか?)
この質問は特に体力を使う介護職において、ある程度体力がない人はこの仕事は出来ないと考えて質問してくるのでしょう。
第二位
人間関係について
いくつかの企業で、自分と考えが合わない人がいた場合、どう対処してきたか?を聞かれました。恐らく、介護の濃い人間関係に耐えられる人かどうかを判断する為の質問なのだと思います。
第一位
夜勤は出来るか?
どこの企業も夜勤が出来る人を欲しています。正直、夜勤の回数が人よりも多く入れる事が出来ますと手を挙げた人は、よほどの事がない限り採用されると思います。
そのぐらい人手不足の業界だという事だと思います。
その他、質問されたものは、低賃金だが大丈夫か?、今までの成功体験と失敗体験、
家族構成、前職を辞めた後の空白期間はどうしていたか?、前職を辞めた理由。
これらも、かなり高い確率で面接で聞かれたので考えておいた方が良いと思います。
ぜひ、これから面接を受ける方は、参考になさって下さい。
介護求人を探す際の秘密の裏技
現在、転職を考えている介護職の方や、これから介護職に就こうとしている方は、どの転職サイトを使ったら良いのか?また、転職サイト以外に良い方法はないのか?など考えていらっしゃると思います。自分も色々な求人媒体を見て探してきたので、この記事が読者の人にとって有益な記事になるように書いていきたいと思います。
介護の転職サイトには本当に色々なサイトがあります。自分が主に活用したものを紹介していきます。
1、介護求人ナビ
2、介護ワーカー
3、長谷川の介護
4、ベネッセの介護
5、介護ジョブ
7、マイナビ転職
8、エンジャパン
これらのサイトを平行して主に使っていました。
結論から言います。どの転職サイトも求人件数の多さは違いますが、中身は似たり寄ったりです。中身とは何かと言いますと、おおやけに出ている求人の給料や待遇が似たり寄ったりだということです。転職サイトは登録すれば、非公開求人の中からも選べますと書いてあり、非公開求人の中には確かにお宝求人もいくつかあります。しかし、それ以上にもっと給料や待遇を上げる方法を紹介したいと思います。
まず、転職する際に大切な事は一人で求人を探さない事です。必ず、転職エージェントを付けて下さい。理由として、転職エージェントは自分で求人を見つけるよりも明らかに優良な求人を隠し持っています。また、隠し持っているだけではなく、仮に受けたい企業があった場合に、給料面や待遇など交渉してくれます。
この転職エージェントによる【交渉】が重要になってきます。
なぜかというと、自分一人で探せば、転職サイトに書いてある給料や待遇がそっくりそのまま、働く際の労働条件になってしまいますが、エージェント経由で仕事を探す事によって上手く行けば、給料や待遇が交渉によって、さらに上乗せされます。
また、介護の転職の際、もう一つ重要な給料を大幅アップさせる方法があります。
それは、介護の転職では、今までの経験に対して【加算】を設けている会社があります。自分は五年の介護経験があったので、転職をした際に、今までの五年間が基本給に上乗せになり、通常20万スタートの所が24万スタートになりました。
このように、介護の求人を探す際には、どの転職サイトを使うかは全く関係ありません。それよりも、いかに【良い転職エージェント】と出会うかと、今までの経験に対して【加算】を設けている会社を探すかが大切になってきます。
転職中は色々な不安に襲われることがあると思います。でも決して、妥協しないで下さい。自分も妥協して入社した会社を合わなくてすぐに辞めてしまった経験があるので、妥協するぐらいなら少しぐらい時間がかかってもいいので、給料や待遇についてしっかりと納得した上で入社するべきです。
そして、最後に一つだけ注意点があります。それは、むやみやたらに転職サイトに登録するのは止めた方が良いです。様々な求人情報が入るから良いと思うのですが、その分勧誘もすごいです。毎日電話がかかってきて、現状について聞かれるので、あまりにもしつこいと鬱陶しくなります。なので、出来れば転職サイトは2つか3つに絞って活動した方が賢明です。ぜひ、後悔しない転職活動を目指して下さい。
介護職と副業の関係とは?
現在、介護職員として働いている方で、給料がとにかく安いと感じている方も多くいらっしゃると思います。自分もその一人でした。なぜ、過去形なのか?それは、安い給料から脱却する方法を考え実践したからです。
正直、この介護業界というのはこれから先、あまり給料が上がる見込みがない気がします。激務な割に給料が安い。よく言われるのが、誰でも出来る仕事だから給料が安いと言われます。この考えに対しては、NOとハッキリと言えます。
介護の仕事は決して誰にでも出来る仕事ではありません。誰にでも出来る仕事だと言う人は実際に介護の仕事をしたことがない人が多い気がします。
じゃあどうやって給料を上げるのか?最初、自分は所属している企業内でどうやったら、給料が上がっていくのかを考えました。結果、主任や相談員、ケアマネ、施設長になっても微々たるお金しか上がらない現実に気づきました。
役職は上がるが、それに伴い給料は上がらず、責任だけ重くなる。
そこで、「視点」を180度変えました。
企業内で、お金が上がらないのであれば、企業外でお金が増える仕組みを作って行こうと。
今は、インターネットの普及のおかげで本当に様々な在宅ワークが出来るようになりました。例えば、株やFXを勉強したり、ネットショップを立ち上げて、自分で作ったアクセサリーを売ったり、ブログに広告を載せて掲載したり、クラウドワークスという在宅ワーク専門のサイトに登録したり、とにかく家でパソコン一つで仕事が出来る時代になりました。
現在、企業に属していますが、何年後かにはパソコン一台で自宅で働いているかもしれません。それぐらい、自宅で稼ぐ事が簡単な世の中になったということです。
政府も副業を解禁して、全面的に副業を応援する社会になりつつあります。
なので、介護職員で働いている方は今の仕事をしながら、少しずつ副業を考えてみてもいいかもしれません。介護職は給料が安いとひたすら嘆く時間があるなら、本でも読んで、副業の勉強をした方がよっぽど有意義ですし、将来に繋がると思います。
とにかく働きながら、今のうちから色々種をまいて、お金を少しでも増やせる方法を考えるべきです。そして、一つの仕事だけではなく、リスクを軽減する為に、同時に他の仕事もすこしでもやっておいた方が良いです。特に参考になる本は多動力です。
自分も介護職として働いて行く中で、給料に関してはとても悩まされました。
なので、自分が経験して一番お金を増やせる方法が副業だと思います。
最初は何から始めたら良いか分からない方も多いと思いますが、書店に様々な副業に関する本が売っているので、興味を持ったものにどんどんトライしていってほしいです。
ディズニーランドは「バリアフリー」も素晴らしかった
休日に家族等でディズニーランドへ遊びに行くことが多いです。正直、ディズニーランドが大好きで何回も行きたくなります。まさに「魔法の国」ですよね。
また、高齢者施設や障害者施設で働いてきた中で、お年寄りや障害者の方から「ディズニーランドに行きたい」や「ヘルパーさんとディズニーランドに行ってきた」とおっしゃられた方が、数多くいました。そこで、今回ディズニーランドのバリアフリーについて調べてみたので、書いていきたいと思います。
まず、ディズニーランドのホームページを見ると、「バリアフリー」のアイコンが交通アクセスの隣に設置されています。
中を拝見すると、車いすを使用している方、肢体不自由の方、視覚障害の方、盲導犬及び介助犬等を連れている方、聴覚障害の方、その他様々な障害を持たれている方、食事に制限のある方等カテゴリ—に分かれて詳細に書かれています。
アトラクションには各々利用規定があるので、細かくチェックした方が良さそうです。
また、アトラクションの紹介ページには車いすを用いた利用シーンを動画で見られるようになっているので、イメージしやすいと思います。
自分が好きな「パレード」についても書いてありました。車いすの方の鑑賞スペースが(3カ所)用意されているみたいで、視界を遮られる事無くショーを楽しめるようです。
長時間移動する際に重要なレストルームについては、詳しく写真と言葉で書かれているのでご覧になってみて下さい。
また、「ディズニーハンディーガイド」という視覚障害や聴覚障害の方へ音声で案内したり、一部のアトラクションやエンターテイメント施設の台詞や歌詞を自動で字幕表示してくれる機械があり、スタッフの中には「手話のピンバッチ」を付けた方もいるそうです。他にもディズニーランドの施設の場所を実際に触って確認できる「触地図」や手に取って触れる事が出来る「アトラクションの模型」「キャラクターの模型」等があります。
そして、食事に制限がある方に関してはベジタリアン向けのメニューや低アレルゲン(小麦、そば、卵、乳、落花生)を原材料に使用していないメニュー等あり、色々と対応してくれそうです。
HPを拝見してさすがだなディスニーと感じたのはアトラクションの特殊効果についてきちんと書かれていました。詳しく記載しますと、アトラクションごとに「暗くなります」や「一部音量の大きな場面があります」や「フラッシュを使用している場面があります」「火や煙を使用している場面があります」「水を使用している場面があります」と書かれていて、特に高齢者や障害者の方は急に暗くなったり、大きな音がしてしまうとパニックになる方も多いと思うので、すごく配慮が出来ていると感じました。
また、バリアフリーについての冊子「インフォメーションブック」と呼ばれる物や、「ゲストアシスタントカード」といった待ち時間の間、列の中ではなく別の場所で待機する事が出来るカードがあるみたいです。(決して列の割り込みが出来るものでは無いそうです)
以上簡単ではありますが、ディズニーランドの「バリアフリー」について調べてみました。
そして、ふと気づいた事があります。ディズニーランドに「手帳の割引」はあるのかと。
見た所、入園料の割引は残念ながらなさそうです。逆に言えば、ディズニーランドではノーマライゼーションの考えが浸透しており「健常者、障害者関係なく同じ一人の人間として同じように楽しめる」から、割引がないと思いました。
今回、バリアフリーに関しても積極的に行っているディズニーランドの素晴らしさを改めて実感しました。
介護業界の離職率とブラック人材Best3
介護業界は、他の業界と比べて離職率が非常に高いと感じます。
なぜか?理由は色々あると思いますが、実際働いてみて一番肌で感じたのは、恐らく職場の【人間関係】が原因ではないかと思われます。
介護の業界は、他の業界と比べて、より人間関係が濃密なような気がします。
いくつかの職場で働きましたが、早い人は一日でドロンします。
間違いなく、介護施設で働くブラック人材が離職率を上げていると思います。
自分が、見てきたブラック人材Best3を発表したいと思います。
第3位 人の仕事のミスを喜ぶやつ
介護の仕事は、個人プレーではなく、チームワークが大事な仕事です。歩行介助の際、利用者さんを転倒させてしまった職員がいました。普通どうします?助けますよね。ブラック人材の場合は、助けずにただ横で笑って見ているだけでした。
第2位 TVを見たり、お菓子ばかり食べながら、指示だけするオバヘル
以前の記事でホワイトオバヘルの方が多いと書きましたが、ブラックオバヘルも存在します。多分、この類のオバヘルけっこういる気がします。オバヘルは味方にすると、とても強いのですが、敵に回すとやっかいなので、要注意です笑
第1位 未経験者や中途職員をターゲットにするスナイパー
介護業界未経験者や中途採用で新しく入って来たばかりの職員をターゲットにする最低職員は確実にいます。今まで見て来て、一番最悪だったのは、中途で入社してきた人に対して、あからさまな無視や出来ない事がわかっている前提で、多くの仕事を振り、出来ないと罵るという最低職員です。案の定、その方は翌日から姿は見せませんでした。
このように、ただでさえ大変な仕事なのに、さらに職場の人間関係も最悪だったら嫌になるのは、当然の事だと思います。
今から、短期離職を回避する方法を教えたいと思います。
それは、入社する前に必ず、【職場見学】をして下さい!
可能であれば、入社する施設で、ボランティアやアルバイトが出来れば理想です。
けっこう重要な事で、職場の雰囲気を知らずにいきなり正社員で入社して嫌になってすぐに辞めてしまうと職歴等に短期離職の経歴が付いてしまうので注意です。
このような事が起こらない為にも、職場見学をする事によって、少なからず働いている職員や利用者さんの様子が垣間みれるのでオススメです!
また、職場見学の際には、事前に、自分が気になっている事等をいくつかピックアップして、質問するとより良いと思います。
介護施設には、ブラック企業ばかりでなく、人が定着するホワイト企業も同じくらいあるので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
介護業界への転職とグローバル化
介護業界は現在、慢性的な人手不足です。
今、「現在」は確かに、猫の手も借りたいほど人がほしい施設が多いと思います。
実際、自分も何社か面接を受けさせていただきましたが、全て採用されています。
では、介護施設を選ぶとき、どんな所に気をつけて求人を見た方が良いのかを、自分の経験からいくつか紹介していきたいと思います。
まず、株式会社か社会福祉法人両方とも経験した事があるのですが、自分は社会福祉法人の方をオススメしたいと思っています。
その理由は、社会福祉法人の方が、賞与及び退職金がしっかりとある所が多いからです。ちなみに、自分が現在働いている障害者施設は賞与4.5ヶ月、退職金の他に退職金共済に加入しています。
株式会社の施設で働いた事もあるのですが、その時は、確かに基本給は良かったのでが、賞与が1ヶ月だったり、退職金はありませんでした。他にも株式会社が営利法人なのに対して、社会福祉法人は非営利法人なので、社会福祉法人のほうが、のんびりとした印象がありました。
ただ、早く役職に就きたいと野望がある方は、出来たばかりの新しい施設なんかで働くとすぐに、リーダーや主任に付ける可能性があると思います。
今から、ここはきちんと入社する前に聞いといた方が良いよ!という部分を教えていきたいと思います。
1.(夜勤の回数) 入る前は求人票に月4日ほどと書いてあったが、実際は、月に8日ほど夜勤があった。
2.(同性介助) 異性介助は行わないと言われていたが、実際は、バリバリ異性介助も行っていた。
3.(運転の有無) あまり、運転が得意ではない人もいると思うので、運転に自信がない方は、自分が運転するのか、もしくはドライバーを別で雇っているのかを聞いた方が良い。
4.(基本給) 基本給を低く抑えて手当で、お金を増やそうとする。基本給は、賞与や残業代、退職金等、全てに反映されるので、基本給が低い会社は要注意。
5.(有給の有無) 有給がきちんと使えるかは絶対にちゃんと確認した方が良いです。
自分は3年弱働いた施設は一日も有給を取らせてもらえませんでした。今まで、有給は労働者の権利として当たり前に取れるものだと思っていたのでびっくりでした(笑)
以上が、入社前に確認しておくべき点です。
ここからは、介護とグローバル化について述べていきます。
冒頭でも書きましたが、「現在」は確かに介護業界、人手が足りていません。事実です。しかし、これからは、無資格、未経験では厳しくなるかもしれません。
今までは、日本人だけで職を争っていましたが、これからは、外国人やロボットが介護職を奪っていくかもしれません。
現に、自分のいた施設では、フィリピン人やインドネシア人が働いていました。勉強熱心な方が多かったので、志がない人は、彼らに仕事を取られてしまいます。
また、ロボットやAIがどんどん進化する度に、介護職の人数も減っていくと思います。
なので、現在人手不足だから資格も経験もなくても大丈夫と考えている方は、危機感を持って、少しでも自分のスキルを上げていくようにしていってほしいと願っています。