⭐️新米パパの育児と介護⭐️

育児の事や介護業界の事を中心に書いていきます。

食事介助の際はスプーンの持つ位置に注目すべし!

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介護施設で働いていると、食事介助をする場面が毎日あります。育児にも介護にも通じる事は、食事介助をする際のスプーンの持つ位置は気を付けた方が良いです。普通、食事の際、自分で食べる時は、スプーンの柄の近く、もしくは真ん中辺りを持って食べるかと思います。しかし、高齢者や障害者、または子供等、自分以外の誰かに食べさせる時には注意が必要です!結論を言うと、誰かに食事介助をする時には、なるべく、スプーンの先端の近くを持つと一気に食事介助がやりやすくなります。
どういう事かというと、自分で食べる時と違って、高齢者、障害者、子供等は、食べたくない時は、しきりに首を振ったり、手が出たりと抵抗する事があります。そんな時、スプーンの柄の位置や真ん中の辺りで介助してると、間違いなく、スプーンの上に乗っているご飯やスプーン自体を落としてしまいます。
今働いている障害者施設では、食事がどうしても嫌で、なかなか食べてくれない利用者の方が何人かいます。そんな時は、スプーンの先端の近くを持つ事によって、おかずを落とさなくなります。
スプーンの柄の部分と違い、先端の部分は、ぐらつきがなく、力がより入れやすいので、とても安定します。ぜひ一度試してみて下さいね。
この方法は、介護だけでなく、子供の食事介助においても応用可能です。食事介助の際は、床やテーブルを汚さない為の三種の神器(エプロン、食器用マット、介助しやすいスプーンやフォーク)をお忘れなく!