⭐️新米パパの育児と介護⭐️

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自閉症の人との関わり方について

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仕事で様々な自閉症の方と関わっていますが、今でも自分の関わり方が正解なのか分からないですし、これから仕事を続けていく中で、果たして答えが見つかるかも分からないくらい、自閉症の人と向き合うのは難しいです。
自閉症の主な特徴は、コミュニケーションの障害、社会性の障害、想像性の障害と言われます。
コミュニケーション障害とは、話し言葉がない、または、話し言葉はあるが、コミュニケーションに使えない、また、相手の言っていることが分からない等です。
社会性の障害とは、他者に関心を示さなかったり、一方的な関わり方です。
想像性の障害とは時間の概念が分からない、こだわりが強い等です。
これらが、よく言われる自閉症の方の特徴です。
自分が多くの自閉症の方と関わってきた中で、効果があるのは、見通しを作る事です。
まず、自閉症の方は、次の動きが分からないとどうしたら良いのかわからなくなってしまいます。
そこで、絵カード等のイラスト付きのカードを時系列で並べていきます。次の動きを教えてあげると、落ち着いて過ごしてくれます。
特に時間的な概念に弱いので、何時に何をやると、しっかり教えてあげると良いです。
自閉症の方は、目に見える情報は理解しやすいので、写真や絵等が有効で、逆に言葉等、目に見えない物の理解が苦手です。
視覚的情報に引っ張られやすいので、作業等をする際はパーテーション等を使って、回りの目に見える情報を遮断してあげると、作業に集中する事が出来ます。
他にも、こだわりが強く、決まった事を繰り返したりします。逆に、いつもと違った事は苦手です。
毎日自閉症の方と関わっていますが、一言に自閉症といっても、人それぞれ違います。
なので、一人一人にあった支援が出来るように日々、観察し、より自閉症の方が過ごしやすいように勉強していきたいと思います。