⭐️新米パパの育児と介護⭐️

育児の事や介護業界の事を中心に書いていきます。

薬の上手な飲ませ方とは?

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介護施設で働いていると、利用者の方に薬を飲んでもらう機会が多々あります。

高齢者や障害者の方は、嚥下機能が低下していたり、障害によって、普通に薬を飲む事が難しい方が多くいらっしゃいます。

そこで、今回、薬を飲ませるいくつかの方法があるのでご紹介したいと思います。

①手に乗せて自分で飲んでもらう。

 この方法は当たり前かと思う人が多いかと思いますが、障害等あると自分で薬を飲む事が難しい方も多くいます。また、逆に自分で薬を開けて飲まないと気が済まない方もいるので、薬を飲む時は本人と確認して行うようにしましょう。

②職員が口に入れる。

 自分で飲ませるようにすると、薬を落っことしてしまったりする方も多いので、障害状況に応じて、職員が口に入れてあげましょう。

③ご飯やおかずに混ぜる

 薬単体では飲まないのに、ご飯やおかずに混ぜてあげるとなぜか素直に飲んでくれる方も多くいます。薬だけでは難しい時には、混ぜて提供してあげましょう。

④水に溶かす

 漢方薬等、直に飲むと苦みがあって嫌な人は多いです。そんな時は、水に溶かしてあげましょう。そうすると、素直に飲んでくれる人もいます。

⑤とろみを付ける

 嚥下機能が低下していたり、中には、さらさらとした水が嫌で固形の少し固まった物なら飲める方も多くいます。一工夫してあげましょう。

⑥スプーンやストローを使用する。

 手であげると飲まないのに、スプーン等の用具を使うと、飲む利用者の方も多いです。また、漢方薬等の粉の薬は、水に含ませて飲ませる人が多いのですが、そうすると、最後に、コップの底に粉がたくさん残ってしまいます。なので、ストローを使用してみて下さい。ストローを使用すると、最後の最後にいつも残る粉が残らず、全てきれいに飲み干せるようになります。ぜひ嘘だと思って一度試して下さい。

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 今回、色々な薬の飲ませ方を書かせてもらいましたが、他にも色々とやり方はあると思います。介護をする時には、遊び心を取り入れて、試してみる事が一番です。